2011年2月9日水曜日
RED
会社帰りに映画を観て帰ることに。
ゴールデン・グローブ賞ノミネート作品の「RED」
主人公のフランク役にブルースウィリス、元上司のジョー役にモーガンフリーマン、元同僚のマーヴィン役のジョンマルコヴィッチなど、豪華キャスト。
監督は、「フライトプラン」のロベルトシュヴェンケです。
そして何より「エクスペンダブルズ」を上回るビックリキャスト!
なんと、ヘレンミレンが元MI6エージェント役で登場です。
公開前から気になっていたのですが、公式HPではアクションっぽいのに、コメディ?
そのキャストで??
ギモン満載なので観に行って確かめる事に♪
上映は19:20~だったので、マックでアイダホバーガーのセットを頼んで腹ごしらえ♪
携帯会員なのでセットもクーポンが使えてお得でした(^^)v
けど、ボリュームありすぎてお腹パンパンです。
眠くなったらどうしよう??なんて思いつつ、映画館に向かったら・・・
誰もいない~!!
もう2分前ですけど??
結局このまま貸し切り上映となりました(^_^;)
当たり前ですが、生まれてこのかた映画館を貸し切ったことなどない私。
妙な緊張感に、眠気など吹っ飛びました。
さて、ここからは完全にストーリーを追って書いていますので、これから観に行かれる方、内容を細かく知りたくない方はご遠慮くださいm(__)m
オハイオ州クリーブランドで静かな老後を送る年金生活者フランク。
現役を退いてもなお、自宅の地下室で、こっそりとトーレーニングはかかさない。
そんな彼の唯一の楽しみは、年金課で彼を担当する職員のサラとの電話。
「年金受け取りの小切手がまだ届かないのだが・・・」
彼女と話したいために、届けられる年金受け取りの小切手を破っては口実を作り、年金課へ電話を掛けるフランク。
そんなフランクにサラも好意を抱き、まだ見ぬ電話の相手フランクに淡い思いを寄せていた。
クリスマスも近づき、周囲がハッピームードに包まれる頃、とうとうフランクが動く。
「サラ。僕は今度、カンザスシティへ行こうと思うんだ。」
「街に着いたら連絡を頂戴」
サラはフランクとのデートに胸を膨らませる。
ところがある夜、フランクは正体不明の暗殺部隊から襲撃を受け、家は木っ端微塵にされてしまう。
日頃のトレーニングの賜物か、持って生まれた才能か・・・フランクは、この急場を凌ぎサラの元へと向かうのだった。
場面は変わり、ミズーリ州カンザスシティ。
さえない無職のすねかじり男とのデートから自宅に帰ったサラ。そこにはサラの荷物をまとめ、(ちゃっかり)部屋の掃除までしたフランクの姿が。
突然の事に状況の読めないサラは、当然のごとくフランクをストーカー扱い。
出て行ってと叫ぶサラにフランクは、
「僕は元CIAエージェントで、さっき何者かに襲撃された。当然、君との電話も盗聴されていて・・・僕の口調から、君の事が好きだということもバレている。だから君を助けに来た。早くしないとここも危ない。」
と経緯を説明するのだが、サラが信じるはずもなく-
言い争う二人のもとには、またも暗殺部隊が!
仕方なくサラの口をガムテープで塞ぎ、拘束状態で彼女を車に押し込んだフランクは、サラの自宅からある男の元へと向かう。
モーテルのベッドにサラを縛りつけ、フランクは元上司のジョーを訪ねた。
既に80歳を過ぎ、末期の肝臓がんを患って老人介護施設で暮らすジョーだが、フランクの話を聞き、CIAの知人に事の経緯を調べさせたところ・・・
フランクを襲撃した同じグループが、つい先日ニューヨークタイムスの女性記者を暗殺した疑いがあると分かる。
一方、何とかフランクの束縛から逃げようとするサラは、モーテルから脱出し警察へ緊急通報。
駆けつけた警察官の中には、フランクを追うCIAエージェントのクーパーの姿があった。
彼は上司の指示を受け、フランク暗殺のため密かに行動していたのであった。
クーパーに連れ去られそうになるサラの元へタイミングよく戻ってきたフランク。
「そろそろ事態を把握して欲しい」
そう言いながらフランクは再び彼女を拘束し、ニューヨークへと車を走らせた。
「ろくでなしばかりに好かれるわ・・・それにあなたは、頭まで禿げてる」
口のガムテープを解かれたサラはなおも悪態をつく。
が、一方ではフランクの言葉が本当であることを信用し、この普通じゃない事態にスリルを感じ始めていた。
「こんなファーストデートも、悪くないわね」
場面は変わりニューヨーク。
殺されたNYタイムスの女性記者の実家、ニューヨークのチャイナタウンを訪れた二人。
殺された記者が母親に宛てた最後のハガキには、謎の数字が記されていた。
この数字の暗号を解いたフランクとサラは、記者の母校であるコロンビア大学へ向かう。
大学の図書館の膨大な書籍から、ハガキに書かれた数字と同じ整理番号の本を探す二人。
その本には、フランクとジョーを含む9人の名前が書かれたメモが挟まれていた。
この事実を伝えようと、ジョーのもとへ電話を掛けるフランクだったが・・・時すでに遅く、ジョーは何者かによって銃撃されていた。
悲しみに耽りつつ、二人はそのメモに名前のある人物、マーヴィンに会うため、フロリダ州ペンサコラへと向かう。
マーヴィンはフランクの元同僚だが、拘束され11年もの間、自白剤の人体実験の被験者にされていたため、極度に疑い深く妄想癖があり、半ばイカレてしまっている。
しかし、それ故か生き延びる動物的感と能力は研ぎ澄まされたものがあり・・・事件の関係者であるパイロットに会うために向かったアラバマ州モビールでの敵の襲撃も、このイカれ男マーヴィンの機転で切り抜けるのだった。
パイロットからの情報で、この事件には以前フランクたちが係わったグアテマラ事件が関係していることが分かったが、資料はかつての職場CIAの資料室。
資料を入手するにはCIA本部に潜入するしか術はない。
場面は変わってワシントンD.C
CIAに潜入する助けを得るため、フランクは元宿敵のイヴァンを訪ねる。
イヴァンは元ソ連のスパイで、腕のいいスナイパーだった従兄弟をフランクに殺されたと思い込み、長年仇を討つことを願ってきたが、実はフランクがこの従兄弟を寝返らせ、今はハンバーガーショップの店長をしていると伝え、二人は和解。
イヴァンの助けでCIAへ正面から潜入する方法を得た一行は、CIA本部のあるバージニア州ラングレーへと向かう。
難なくセキュリティを突破したフランク達は、資料室の管理人ヘンリーのもとへ。
ヘンリーは、フランクに一目置いているため、再会を喜びあっさりと資料をフランクに渡し、フランクを追っているCIAエージェントはクーパーという若者であることを告げる。
資料を手に入れすぐに脱出するはずの計画を変更し、クーパーのオフィスに向かうフランク。
フランクはクーパーに「真実を観るように」と忠告。オフィスで激しく殴りあう二人、緊急事態に本部は騒然となり、フランクはクーパーに打たれ、深手を負ってしまう。
外で待機していたマーヴィンと合流するフランクとサラだったが、マーヴィンの様子がおかしい。
近づくとそこには死んだはずのジョーがいた。
老人養護施設で暗殺者に背後から狙われたジョーだったが、事態を切り抜けていたのだった。
フランクの傷の治療をするため、一行はある女性が住むペンション「鷲の巣」へ向かう。
一方、フランクの飛びぬけた能力に只者ではない空気を感じたクーパーは、資料室のヘンリーにフランクについて尋ねていた。
するとヘンリーはこう語る。
「私が知る限り、フランク以上の優れたエージェントは存在しない。彼の退職後、いつしかCIAでは彼のことをこう言うようになったのさ、『Retired Extremely Dangerous(もっとも危険な年金生活者)』とね」
場面は変わりバージニア州チェザピーク。
ペンション鷲の巣。そこにはかつてイギリス諜報局MI6に所属し、比類なき狙撃主だったヴィクトリアがいた。
ここに集ったかつてのスペシャリストたちは、誰が何のために暗殺の指令を出しているのか探るうち、政府と癒着した軍事産業企業のCEOとアメリカ副大統領の陰謀を知ることとなる。
軍事産業企業のCEOであるダニングを直接問いただすため、変装してダニング邸を訪れる一行だったが、密告によりダニング邸の周囲をFBI特殊部隊に囲まれてしまう。
外で状況を見張っていたヴィクトリアとサラは、その事実を無線でフランクに伝える。
その時、ダニング邸に一本の電話が。
「フランク、60秒時間をやる。降伏すれば誰も撃たない」
電話の主は、フランクに投降を促すクーパーだったが、組織など信用できない一行はジョーを犠牲に立て裏口から逃走。
クーパーはフランクから投降するとの返事を聞き、全部隊に撃たないように指示を出したが、おとりとなったジョーは、クーパーの指示を聞かない隊員によって射殺されてしまうのであった。
逃走の最中、雪に足をとられ転んでしまったサラは、CIAに拘束されてしまう。
ヴィクトリアと合流したフランクはサラが拘束されたことを知るが、迫る追手の数には太刀打ちできない。
窮地に現れたイヴァンに助けられ逃走に成功したフランクは、クーパーに電話するのだった。
「サラに手を出せばおまえの愛するもの(家族)に報復する。俺たちはこれから、アメリカ副大統領を殺す。」
副大統領の主催するチャリティーパーティーで暗殺を企てるフランク一行と、それを阻止しようとするクーパーらCIAの激しい攻防の後、フランクは副大統領を拉致し、15分以内に発電所へサラを連れてこなければ副大統領の命は無いとクーパーに告げる。
発電所で再度対峙するフランクとクーパーだったが、サラを輸送してきたクーパーの上司に同行していたのは、軍事産業トップのダニングだった。
ダニングは用済みの副大統領を射殺。
ここでクーパーは副大統領はダニングや自分の上司と結託し、グアテマラの大量虐殺も実は副大統領らの悪事の証拠隠滅工作だったことを知り、フランク側に付き上司とダニングを射殺。
フランクとサラは無事再会し、一行はその場を後にする・・・
フランクとサラの恋も実り、事件も終結しめでたしめでたし・・・と思った矢先、イヴァンが
「まだ、解決していない問題がある」
と一言。
「行きましょう♪」
というサラの鶴の一声で、一行は次の戦場へ。
現役を退いても、普通になれないREDの戦いは続く・・・
終わり。
感想ですが・・・
突っ込みどころはいろいろあります。
ロケットランチャーより、なぜか威力のあるマグナム銃。
CIAエージェントの部下がなぜかFBI。
権限もないのになぜか副大統領がCIAへ指示。
比類なき狙撃主が、マシンガンをガンガン撃ちまくってもなぜか誰も死なない。
などなど(^_^;)
まぁ、でも題材がコミックですから、もともと細かい設定なんて気にしてないんでしょうし。
変に日本のドラマや映画、アニメをリメイクした作品なんかより格段良いです。
久しぶりに、The Hollywood って感じのスコ~ンと突き抜けた映画を見た気がします。
***********
6 コメント♪:
(* 'ω')ノコンニチハ
2011年2月9日 19:04RED、楽しそうだね~☆
ところで、ブルース・ウィリスとマルコヴィッチがコメディを演じるのは想像できるんだけど、モーガン・フリーマンはまったく想像が付きません。オトボケ役なのでしょうか?
お仕事帰りに映画に行かれたんですね!
2011年2月10日 1:00素敵★
しかし、貸切とは…すごすぎる。
田舎なので観客が少ないことはよくあるけど、ひとりってことはないです^^;
わかりやすいストーリー解説、楽しませてもらいましたー!!
読んだあと、ますます観たくなりました。
CIAってかっこいいですよねー、なんとなくスパイって憧れます。
狙撃主が撃っても誰も倒れないって…腕、衰えすぎなんじゃ(笑)
おはようございます。
2011年2月10日 8:45私も昨日観てきました(^_^)
ブルース・ウィリス歳を重ねてもとっても素敵だったし、笑えて楽しかったです♪
確かにツッコミどころ満載でしたけど(^_^;)
ピンクのブタちゃんに何故かハマッてしまいました(笑)
みかんさん こんにちは♪
2011年2月10日 9:53モーガンフリーマンは前半部分しか出演してないんだけど、その前半部分も殆どが死んだっていう設定だったから、すごく贅沢な「ちょい出」って感じだったよ(^_^;)
死んでしまうシーンも随分あっさりだったから、もしかしてまた後で「実は生きてた」みたいに登場するのか?と思ったくらい。
セリフはコメディ調ではなかったけど、ダニング邸に乗り込む時の服装が笑えたよ(^^)
脱力系アクション映画って感じかな(笑)
*rie*さん こんにちは♪
2011年2月10日 9:58一応、リタイアしてもまだまだ若いもんには負けないぞ!みたいな空気が流れてる映画なんですが・・・撃っても当たらないうえ、最終的には背後も気にせず飛び出して自分が撃たれるし(^_^;)
プロちゃうんかい??っていうシーンもありますが、それも含めて笑えましたよ!
何も考えずに観れるって意味ではオススメです(^^)
ユミリーナさん こんにちは♪
2011年2月10日 10:03ユミリーナさんも「RED」にしたんですね!
今ごろどっちを観てるのかな~?って思ってたんです(^^)
モビールに向かう前に、マーヴィンが、突然「ブタちゃんを持ってくる!」って言ったときには「はいぃ??」って思いました(^_^;)
コメディ要素がサブリミナル的に入ってるところが良かったです(笑)
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