2012年9月3日月曜日
Googleで検索できないとか、固まるとか、ネットワーク上のファイルが開けないとか・・・
最近受けた質問で・・・
- 検索ボックスに検索ワードを入力すると画面が固まる。
- 「サーバーが応答しないため接続できません」「サーバーが応答しないためファイルを再生できません」などのメッセージがブラウザ上に表示される。
- ダウンロードに時間がかかる or 完了しない。
- ホテルなど、外出先でインターネットにつながらない。
- Googleのサービスが一時的にハングする。
- ネットワーク上のPCや共有フォルダが見れない or 接続に時間がかかる。
- サイトの表示に時間がかかる or 表示できない。
- セキュリティソフトが動作しない or 更新されない。
- IPアドレスの自動取得が出来ない。
- Webメールが閲覧できない。
- ネットラジオが切れる。
- 写真や動画が投稿できない。
などなど。
パッと見、それぞれ別の原因が思い浮かびそうなこれらのトラブルですが、同じ処理で解決しています。
それが、IPv6の無効化。
そもそもIPv6とは何か?という根本的なところから説明すると長くなるので割愛します(^_^;)
上記のようなトラブルに遭い、いろいろやってみても解消しない・・・というような場合は、IPv6が影響している可能性もあります。
WindowsVista以降、IPv6コンポーネントはデフォルトで有効。そしてIPv4よりも優先的に使われる設計になっていますので、WindowsVistaまたはWindows7のPCで上記現象にお悩みの方は設定を確認してみると良いと思います。
さて、本題の無効化の方法ですが・・・
NICのIPv6を無効にする方法はご存知の方も多いかと思います。
↑この方法ですね。
ですが、これだけでは無効化されないインターフェースがあります。
IPv6のNICプロパティで無効に出来るのは物理インターフェースのみで、トンネルインターフェース(仮想インターフェース)は無効化されません。
これらのトンネルインターフェースについては、それぞれ netshコマンドで無効化します。
Teredo インタフェース : netsh interface ipv6 teredo set state disabled
6to4 インタフェース : netsh interface ipv6 6to4 set state disabled
ISATAP インタフェース : netsh interface ipv6 isatap set state disabled
物理インターフェースと仮想インターフェースをまとめて無効化するのであれば、レジストリを編集するほうが手っ取り早いです。
レジストリエディタで、次のキーを捜します
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip6\Parameters \
DisabledComponentsをダブルクリック(無ければ作成)し、値データを「0」から「0xffffffff」に書き換えます。
デフォルトの「0」はIPv6が全て有効になっている値です。
「0xffffffff」ではループバックインターフェイス以外の全てのIPv6プロトコルが無効化されます。
※WindowsVista以降はIPv6のアンインストールならびにループバックインターフェイスの無効化は出来ません。

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