ダルシーのにっき: PCのシャットダウンに時間がかかる時の対処法

2012年5月25日金曜日

PCのシャットダウンに時間がかかる時の対処法

主にWindowsXPの話題です。

今さらXPかい!って思う方もいらっしゃるでしょうけれど、2014年までは使い倒そうと決意を固くされている方も居られるでしょうし・・・

そうでない方もいつか何かの役に立つかも知れませんので(笑)

さて。
スタートボタンから「シャットダウン」を選ぶと表示される終了オプション


こんなやつです↑

これが待てど暮らせど表示されず、もしかしてフリーズしたの?と思うほど待たされる方への対処法です。

該当する場合、確認のため、コントロールパネルの中の「自動更新」をダブルクリックしてみてください。


↑この画面、すぐに表示されますか?

気の短い方には無反応のように見えると思いますが、気長に待っていると忘れた頃に表示されます。

さぁ、もう一つ確認。

コントロールパネルの管理ツールをダブルクリックし、左ペインの「イベントビューア」配下にある「システム」をクリックします。
エラーの項目をダブルクリックし、イベントの説明が下図と同じであればビンゴ!


通常、Microsoftの自動更新を「無効」以外に設定している場合、PCのシャットダウン時に更新状況の整合性が取られ、ダウンロードの行なわれていない更新プログラムがあった場合はダウンロードが始まります。

これが何らかの理由で上手くいかない場合、MicrosoftUpdateもしくはWindowsUpdateのプロセスがタイムアウトを起こすまで終了オプションは表示されないため、ハングアップしたように見えるという状態になります。



管理ツールのサービスで、Automatic Updates と Background Intelligent Transfer Service に対しそれぞれ、
スタートアップの種類を「無効」に、サービスの状態を「停止」にします。


%SystemRoot% 配下にある SoftwareDistribution フォルダを開き、Download フォルダをリネームします。


上図では、Downloadフォルダの名前を、Download1に変えました。

サービスからAutomatic Updates と Background Intelligent Transfer Service をそれぞれ、スタートアップの種類を「自動」に、サービスの状態を「開始」に戻します。
以上で操作は終了です。

なお、Downloadフォルダは、次回MicrosoftUpdate実行時に自動的に再構築されます。



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4 コメント♪:

匿名 さんのコメント...

企業にてシステム運用を担当しています。5/21以降この現象の問い合わせが増加しております(現在50台程度ですが増加中)。調査を進めると、いずれの端末も現象が発生する前の起動日にChromeの自動更新が行われています。ダルシーさんはChromeをお使いでしょううか?

2012年5月29日 11:59
Darcis さんのコメント...

匿名さんへ

当方では、ユーザーに管理者権限を与えていませんし、業務の都合上、IEをデフォルトブラウザに指定していますので、Chromeを端末にインストールさせていませんし、万が一インストールされた端末があった場合でも強制的にアンインストールを実行しています。

いただいたコメントの内容だけでは断言は出来ませんが、ChromeのUpdateは週に何回ものペースで行なわれていますので、前回起動時に自動更新が行なわれた痕跡があったとしても、特別特殊なこととも思えないのですが・・・

Chromeがトリガの可能性があるようでしたら、試しにGoogleUpdateの動作を停止してシャットダウンを試みるなど、問題の切り分けをしてみては如何でしょうか(^^)

2012年5月30日 10:25
匿名 さんのコメント...

ご回答ありがとうございます。この記事の現象は5/25から発生したのでしょうか?

ちなみに当社はGoogle AppsユーザーでChromeを利用しております。
現時点でこの現象は既に300台を超えております。
(連絡してこない利用者もいるためもっと多いことが想定されます)

Chromeの自動アップデートですが、週に何度も行われるものではなく、対象となるバージョンは限定されております。
5月については以下のバージョンのみが自動アップデート対象でした。

Google Chrome 19.0.1084.52(公開日: 2012/5/24)
Google Chrome 19.0.1084.46(公開日: 2012/5/10)
Google Chrome 18.0.1025.168(公開日: 2012/5/01)

調査の結果、Chromeがトリガーであることは判明したのですが、現象が発生しない端末もあるため根本的な原因は不明のままです。
現象の回避策は記事を参考にさせて頂きました。

2012年6月1日 13:04
Darcis さんのコメント...

匿名さんへ

>この記事の現象は5/25から発生したのでしょうか?
いいえ。以前からですが、頻発し始めたのは5/21の週からです。
ですが、個人的には5/21がXデーだったという見解は持っていないので、記事には明確な日付を掲載していません。

>Chromeの自動アップデートですが、週に何度も行われるものではなく、対象となるバージョンは限定されております。

端折りすぎましたね、表現が悪く伝わらずにすみません。
私が言いたかったのは、自動更新以外にもG関連のアップデートを図る動きは行なわれているので、自動更新を含むアップデートが今回の現象に直結するかどうかは確定出来ないのではないでしょうか?という事です。

Google Update.exeは、Windowsの起動後頻繁に更新情報を拾いに行こうとしますので、サーバとPC間で更新状況の整合性を取る動作が何かの理由で阻害されている、もしくはそれらに必要な格納先フォルダないしその中のプロセスなりが何らかのトラブルを起こしているといった可能性もあるのではないでしょうか?

それらの可能性を調査された上での事でしたら、存じ上げず大変失礼致しました。
既に300台超となるととてもスルーできる状況ではないですから、ご苦労なさられていらっしゃることとお察しします。

Appsユーザーさんでしたら、Chromeのサポートも受けられますよね?トリガがChromeで確定なさられているとの事ですから、一度サポートにご連絡されてみては如何でしょう?少なくとも何かしらのヒントは得られるかもしれません。

早期解決なさられますように!

2012年6月1日 13:55