ダルシーのにっき: ガンダムと灰汁取りお玉

2010年11月5日金曜日

ガンダムと灰汁取りお玉

夕食も食べ終わり、マッタリしている時の事。



テレビで「シャア専用ザク」の携帯充電器の話題が流れていた。



ガンダム関連のモノと言う事だけは分かった。でも、「シャア」も「ザク」も私にとっては全く意味不明。




「ねぇ、シャア専用ザクって何?」



何気なく放ったこの一言が、この後悲劇を招く。



「シャアっていうんは、ジオン共和国の創始者の息子で、~云々~ んでな、ジオン公国軍のモビルスーツが『ザク』やんか。その中でもシャアのやつは加速度が普通のザクの3倍あんねん。」



「ふーん、そうなんだ。」



内心、全くわかっていないけど、多分これ以上聞いても理解できる自信がない。



人生において、知らなくてもいいことはあるはず。私にとって、この話題は間違いなくその部類に入る。



「ホンマに分かったんか?」



いやぁ・・・そのぉ・・・ 分かってないと言ったらまた同じ話を聞かされると思い、とっさに



「うん!」と言ってみた。



「じゃぁ、緑のザクは?」



( ゚ ρ ゚ )



「分かってへんやんけ。でな、最初から言うと ~云々~



結局20分近く聞かされる羽目になったのでした。



この手の話をする場合、注意が必要だということを知りました。

抜け出す勝算がない場合は、持ちかけてはいけない話題だと。

これって、しゃぶしゃぶを食べに行ってうっかり灰汁とりお玉を持ってしまい、置くタイミングを逸して永遠に灰汁取り係になっちゃうのと似てる気がします。

「気をつけよう、迂闊な話題と灰汁とりお玉」

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